災害の備えやレジャー、介護にも段ボールトイレ
軽く非常時にも持ち運びがしやすく、レジャーなどでも使える優れものです。簡易式のポータブルトイレを作っているのは、厚木市温水1961の段ボール製造販売会社タイヨー。
「自治会向けに防災用品を作れないかと思ったのがきっかけです」と開発者の井原は話します。便座の大きさや組立やすさと同時に、見栄えにも配慮し木目調に。
自宅と会社のトイレをモデルに、「災害時に少しでもほっとできるような洋式トイレ」を目指したそうです。実際に組立てみたところ、約2分で完成。3パーツの切れ込み同士をはめるだけと簡単です。
1台にトイレットペーパー2個、ポリ袋10枚、吸水剤と消臭剤がセットになっています。取って付きの段ボールケース(約42×17×40センチ)に収められていて、総重量は3.5キロ。
コンパクトで軽量のため、置き場所も選びません。一式で3、4人家族の場合、3日間は使えるとのこと。キャンプなどのレジャーや、介護が必要なお年寄りがいる家庭でも役立つと評判とか。
■本体寸法:幅385×奥行395×高400㎜(組立時)
■本体重量:2kg
■パッケージ寸法:423×175×405㎜
■付属品:トイレットペーパー(2個)・ポリ袋(10枚)・吸水剤・消臭剤
■セット総重量:3.5kg
減災塾価格 5800円